気付かぬところにもロードセル

ロードセルは道路や高速道路にもあります!

荷重センサーいわゆるロードセルは、縦方向および横方向の力量を測定でき、力量を電気信号に変換し、質量や引っ張り荷重として表示する変換装置です。身近なところでは、エレベーターや体重計、電子はかりがありますが、道路に埋設されてもいます。
運転中に『過積載監視中』といった案内表示を目にすることがあります。どのようにして過積載を判断しているのか、重さを量っているのか疑問に思うはずです。道路に埋設されるロードセルは軸重計と言われ、埋設された箇所を通過するだけで瞬時に重量が測定されます。
道路だけでなく、高速道路インターにも設置されており、料金所入り口に設置されています。これは、過積載のトラックや車が通過することを事前に監視するシステムになっています。身近なところで活躍するロードセルですが、本体自体は小さいながらも数百kgから数十tまで測定でき、初めて見た方はその小ささに驚くはずです。
また、道路に埋設できるということは使用方法次第では防犯用途にも利用でき、床面に質量センサーとして埋設することで、不在時に侵入者がいたとしても質量増加で判別することが可能です。ロードセル自体は重さに強いため、道路に埋設しても長期耐久性も高くなっています。

電源不要で荷重測定可能なロードセルもある!

ロードセルというと、一般的に上下方向から荷重もしくは圧力、縦横方向への引っ張り荷重を測定、そして電気信号に変換し、デジタル表示するという原理が知られています。しかし、このような場合、荷重測定の際に電源が必要であり、屋外や電源が取れない屋内で使用することが出来ません。

しかし、ロードセルには電源不要で荷重測定可能なものがあり、荷重をアナログ表示変換することが可能です。電気信号式ロードセルに対して、これは油圧を利用するロードセルになります。

測定面に荷重をかけることでロードセル内部に充填された、作動油に圧力が掛かります。この際、作動油の変動をアナログ表示するという原理ですが、構造はいたってシンプルであり、電源不要かつコンパクトとなるため携帯性に富んでいます。例えば、工場内の設備で荷重バランスを確認したい場合、簡易的に利用することができ、狭い隙間でも使用することが可能です。また、電気信号式とは異なり価格も安いというメリットがあります。

測定原理がシンプルな分、標準分銅を用いることでロードセルの校正も可能であり、社内校正も可能というメリットがあります。簡易式である分、測定可能な荷重は限定されるものの、上下方向の荷重測定に限定するのであれば、コストパフォーマンスは良くなっています。

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